土壌・地下水汚染対策
有機フッ素化合物(PFAS)分析
●有機フッ素化合物(PFAS)とは?
PFAS(ピーファス)は、自然界には存在しない人工的に作られた有機フッ素化合物の総称で、水や油をはじく特性があり、これまで、泡消化剤、精密機器製造、フライパンコーティング、撥水スプレーなどの用途に使用されていました。
難分解性で長期にわたり環境中に残留することから“永遠の化学物質”とも呼ばれています。欧米の研究では、PFASの一部の物質について発がん性などの有害性が指摘されており、日本でも規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。
国内においてはPFASの一部であるPFOS(ピーフォス)・PFOA(ピーフォア)が、公共用水域及び地下水の要監視項目に追加されました。
難分解性で長期にわたり環境中に残留することから“永遠の化学物質”とも呼ばれています。欧米の研究では、PFASの一部の物質について発がん性などの有害性が指摘されており、日本でも規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。
国内においてはPFASの一部であるPFOS(ピーフォス)・PFOA(ピーフォア)が、公共用水域及び地下水の要監視項目に追加されました。
【暫定目標値:PFOS・PFOAの合算値】
暫定目標値50ng/L:体重50キロの人が水を毎日2リットル飲んだとしても、この濃度以下なら
健康に悪影響が生じないと考えられる水準
暫定目標値50ng/L:体重50キロの人が水を毎日2リットル飲んだとしても、この濃度以下なら
健康に悪影響が生じないと考えられる水準
なお、全国の公共用水域と地下水に関するPFOS・PFOAの汚染状況は、環境省がデータを公開※1しています。
※1)環境省報道発表資料:令和4年度 公共用水域及び地下水のPFOS及びPFOA調査結果一覧
https://www.env.go.jp/content/000212639.pdf
https://www.env.go.jp/content/000212639.pdf
●有機フッ素化合物(PFOS、PFAS及びPFHxS)分析サービス
<当社で対応可能なPFAS測定公定法>・水道水:平成15年健水発第1010001号
・環境水:令和2年環水大水発第2005281号・環水大土発第2005282号
・排水:JIS K 0450-70-10:2011
・土壌:土壌中のPFOS、PFOA及びPFHxSに係る暫定測定方法(環境省)
・排ガス・廃棄物:PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項(環境省)
【分析結果例】
《ご依頼から結果報告までの流れ》
1.ご依頼
最寄りの弊社営業拠点にお電話、担当者宛にメールもしくは、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
↓
2.試料採取
当社の職員が容器の準備から試料採取まで行います。
↓
3.報告書送付
分析報告書をお届けいたします。
1.ご依頼
最寄りの弊社営業拠点にお電話、担当者宛にメールもしくは、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
↓
2.試料採取
当社の職員が容器の準備から試料採取まで行います。
↓
3.報告書送付
分析報告書をお届けいたします。
●有機フッ素化合物(PFAS)が検出された場合
PFOS及びPFOAは、公共用水域と地下水における要監視項目に追加、暫定的な指針値が設定されるとともに、水質汚濁防止法の指定物質に指定され、事故時の措置等が義務化されています。それらの背景から、PFASによる土壌・地下水汚染が検出された場合、水道水源等に対する対応が求められるとともに、今後は工場敷地や廃棄物処分等における土壌・地下水汚染に対する調査、対策が求められることが予想されます。
当社は、土壌汚染調査及び土壌汚染対策等にも対応いたします。公共用水域や地下水等にPFASの汚染が認められた場合、『PFOS及びPFOAに関する対応の手引き(令和2年6月)』(環境省)などに基づいて必要な対応について計画を立案し、的確に調査を実施し、汚染の範囲や汚染源の特定などにも対応いたしますので、最寄りの弊社営業拠点もしくは、お問い合わせフォームからお問い合わせください。